■電圧ゲイン0dB 対称動作型出力 超A級20Wパワーアンプ 2018年2月

本機は従来のMOS−FET対称動作型出力の出力段トランジスタを、バイポーラトランジスタ(BJT)としたBJT対称動作型出力のパワーアンプである。BJTの優れた特性を生かしつつ、対称動作型出力とすることでより優れた対称動作をさせている。その結果、オーバーオールの負帰還がないにもかかわらず、0.006%以下(1kHz,20W)といった低歪率を得ている。また、110〜120のダンピングファクタを確保している。あらゆるジャンルの音楽をそつなくこなす、端正といってもよい音質を得た。

アンプ回路
諸特性